"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
名探偵といっしょに
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
葬儀を終えて
2006年 12月 21日 (木) | 編集
名探偵ポワロ[葬儀を終えて]またまた印象深い ペーパーバック で紹介させて頂きます。
お気に入り度は☆4つとなってますが、う?ん、実質は☆3.5くらいかな?
偽装遺言状や権利書の紛失、狭まった血縁関係や意外な恋愛などの
アレンジがあり、少し作風は変わってしまったかもしれませんが、原作の
雰囲気(地味さ加減?)は出てたと思います。今回放送された三部作?の
中では、一番の出来だったんじゃないでしょうか(と何を偉そうに・・・)
エンダビーの庭園は綺麗で、鮮やかな緑をバックにポワロさんも威風堂々。
今回のポワロさんは、名探偵の名に相応しい貫禄というか、穏やかに、でも鋭く確実に
真実を捉えていきましたね。最後の最後で疑いの矛先がガラリと変わったあの謎解きでは、
ロザムンドじゃないけど、「ポワロさんって、やっぱり頭が良いわぁ?」 と今更ながら、しみじみ。
あの発想の転換がね、凡人には出来ないよなぁ・・・。

キャストですが、ポワロさんが 「ギルバート」 と呼ぶ仲のエントウィッスル氏が、私の想定より
身も心も^^若い方で、お声が良かったですね。恋心を抱く方と良い関係になってくれれば、と。
もう一つの意外なカップルも、何となく理想的だと思ってたから、特に不快感?もなく。
(でもホテルのシーンはあんなに必要かなぁ・・・何か最近のシリーズには良く出てくるような気が;)
ジョージはちょっと気に入ってたので、あの境遇には少し同情しちゃったかも。
あんなエンドで余韻も残ったのでしょうが、彼もいずれは彼女と一緒になって欲しいな。
また、コーラの元ダンナの登場には吃驚。ほんまに亭主かいな、と疑ってしまいました^^;
あと、どこかで見た絵だと思ったら、ヴェルメールがレンブラントになってましたね。(細かいなぁ)
最後の犯人の豹変ぶりは原作以上で、ちょっと怖かったです。ネタばれなんで伏字にしますが、
オールド・ミスって、やっぱり淋しいものなのかなぁ・・・と思ってしまったり(←伏字ここまで)
私的に一番残念だったのは、「ムッシュー・ポンタリエ」 が出てこなかった事ですね^^;
でも、今回の作調には全く合わないので、それも結果オーライという事で。
[ お気に入り度: ★★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / After the Funeral
原作邦訳: 『葬儀を終えて』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
スポンサーサイト
ひらいたトランプ
2006年 12月 15日 (金) | 編集
名探偵ポワロ[ひらいたトランプ]今回は ペーパーバック の画像で紹介。(何か印象的で気に入ったので)
率直な感想を言うとですね、原作好きを見事に裏切ってくれました・・・
ただし、また違った面白い方にですが。死ぬ筈の人が生き、疑われる
筈も無い人が疑われ、思いもかけない母娘の繋がりがあったり、
えっ、写真?睡眠薬?泥棒騒ぎ?と首を傾げる設定も出てきたのですが、
こんな展開は全く予想してませんでした。なかなか楽しめましたが、
これは是非、未読の方は原作も読んで欲しいな、と思ってしまったかも。
何でバトル警視じゃないの?と放送前は思ってたんですが、はい、納得しました。
これは彼には、やらせられないよなぁ。(原作ファンは許さんでしょう^^;)
一番気の毒だったのはロウダかな・・・彼女は本当は溌剌としてて、良い娘さんなんだけどね。
おぉ、デスパード少佐ってば、ヒルメス殿下じゃないですか!(うわ?マニアック^^;)

雰囲気は良く出てたと思います。序盤から自然に引き込まれてはいけたのですが、
やっぱりオリヴァ夫人、私は苦手だと再認識しちゃったかも。(これからどうしよう・・・)
結構原作通りのセリフは貰ってたようで、ちゃんとリンゴもフィンランド人の探偵も登場してました。
あと、ポワロさんお引越しをされてましたが(でもホワイトヘイブン・マンションなのかな?)、
もう大尉やミス・レモンと馴染んでたあの場所じゃないのね・・・と思うと、何だか淋しかったり。
嬉しかったのは、絹のストッキングを姪御に送ろうとする、ポワロおじさんが見られた事。
あの場面、原作では気に入ってたので。「オリエント急行」 の短剣はどうするのかな?と
案じてましたが、フェリーでの殺人になってましたね^^; また、この事件で面白いと思っていた、
ブリッジの表や調度品の観察力から、その人の性質を見抜くポワロさんも見られて良かったです。
何気に笑えたのは、写真屋でのシーン。ポワロさんも意外?な方面におモテになるようで^^
[ お気に入り度: ★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / Cards on the Table
原作邦訳: 『ひらいたトランプ』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
青列車の秘密
2006年 12月 06日 (水) | 編集
名探偵ポワロもちろんDVDの画像は無いので、今回は 以前にも紹介した 私の好きな、
ひらいたかこさんの絵が表紙の、創元推理文庫を使わせて頂きました。
珍しく実家で生放送を観られたんですが、正直、イマイチだったかな・・・
でも本当にお久しぶりのポワロさんに会えて、やっぱり嬉しかったですね。
第一声が 「ん??」 って感じだったので、思わず笑ってしまいましたが、
今回のポワロさんは厳しい表情ばかりで、こちらもニンマリとしてしまう笑顔が無かったのも残念。初期の頃に比べると、ポワロさんも随分お歳を召したなというか・・・熊倉さん声もご健在でしたが、言葉使いは今回は少しタメ口?だったような気が。
そしてこの重厚すぎるお声は、やっぱり横内正さんっ。(って前からキャスティングは発表されて
るって) 最初はヴァン・オールディン氏を観てると、つい横内さんのお顔が浮かんできてしまい、
(何だか似てるような気もしたし)、その声で 「上様」 ってもう一度呼んで?なんて思ってました^^;
さて本筋ですが、何せ原作本も紛失してた時期があって、あんまり覚えてなかったのですが、
(犯人と事件の粗筋は記憶してましたが)、あれ、青列車ってこんな話だったっけ?と
思いながら観てました。(鑑賞後、改めて再読し、原作の感想を追記してみました→こちら

プロットが似ている、あの短編 とは異なる感じとなったのは、登場人物と賑やかな雰囲気
ですかねぇ。少し喧騒にも感じられたBGMと、賑やかなパーティが印象的?だったでしょうか。
旦那はやっぱりダメ亭主でしたが、原作よりは奥さんを愛していた感が強くなってた事と、
ナイトン少佐が少し年配だったかな?私はもう少し若くてスマートなイメージを持ってたので。
とにかく出てくる人物のほとんどに好感が持てなくて、特に財産目当ての母親がね・・・。
娘さんの方は、まだ愛着が持てたかな。ただ無邪気なだけの感じもするし、勇敢だったし。
(無鉄砲ともいうか?) ポワロおじさんが親身にしていた、今回のヒロイン?すらも、
あんまり好きになれなくて・・・可愛らしくて、とても清純そうな女性だとは思いましたが。
犯人も最後は呆気なくでしたね、ポワロさんのあの言葉で戦意喪失しちゃったのかなぁ?
主役?のブルートレインも、綺麗な景色はありましたが、これはCGだなって分かっちゃう場面も
あったし・・・あ、最後にオリエント急行への前触れ?が有ったのは、ちょっと意味深でしたね。
[ お気に入り度: ★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / The Mystery of the Blue Train
原作邦訳: 『青列車の秘密』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
クラブのキング
2006年 11月 20日 (月) | 編集
名探偵ポワロ[完全版]Vol.5原作は(うろ覚えですが)あまり好きではなかった記憶があるのですが、
ドラマ鑑賞後は、何だか穏やかな気持ちになってました。作品的には
小粒?で、結局、"迷宮入り" となった事件でしたが、こういう展開も
好きですね、ポワロさんの優しさというか、心意気が心地よくて。
テーマは 「家族」 かな。ポワロさんも 「家族万歳」 と言ってましたね。
トニー君でしたっけ、お姉さん想いの弟も(個人的に)良いですねぇ。
ところでポワロさん、映画はあんまり興味なさそうな発言してましたが、
確かベルギーの映画にはお詳しいんでしたっけ^^? 撮影中に 「お静かに」 と言われ、
「アッ」 と(いう感じで)口を押さえる、ポワロさんの仕種と表情が可愛かったです。
で、レギュラー陣ですが、今回のヘイスティングズは、本当に脇役でしたね、
せっかくモダンアートについて演説?してるのに、なんだか独り語りになってたしw
でもポワロさん、最後に大尉には真相を明かしてるのよね、パートナーだし当然だろうけど、
ちょっと嬉しいかも。あと大尉は結構、交友関係が広いなぁ、なんて変な所で感心しました。
そして、やっぱり見当違いの捜査をしているジャップ警部でしたが^^、私的に久しぶりに
彼が出てくる作品を観たので、何だか嬉しかったです。お馴染みメンバーが出てこない、
最近の作品も嫌いじゃないけど、やっぱり大尉や警部やミス・レモンが登場してくれる、
この頃の作品は楽しいです。
[ お気に入り度: ★★

名探偵ポワロ [完全版] Vol.5 / The King of Clubs
原作邦訳: 「クラブのキング」 - 『教会で死んだ男』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
ホロー荘の殺人
2006年 11月 17日 (金) | 編集
名探偵ポワロ [The Hollow]これも、スーシェさん表紙の ペーパーバック で紹介させて頂きますが、
最新に(と言っても一年以上前だけど^^;)放送された四作品の中では、
「五匹の子豚」 に次ぐ好感度でしょうか。とても良い感じだったと思います。
時間をフルに使って、原作の雰囲気が良く表現出来てたと思うし、
綺麗な景色と音楽も印象に残りました。
また、時折映る、プールの揺れる水面も効果的でしたね。
ちょっと残念だったのが、ミッジとエドワードがあっけなくくっついちゃう事と、
(まぁ、あれは事件の本筋からは離れるからなぁ・・・エメラルドの件とか結構好きなんだけど)
最後に、泣きながら彫刻を彫るヘンリエッタが無かった事くらいでしょうか。
そのヘンリエッタの孤高の愛と、彼女とポワロさんとの確執と触合いも良く出てたし。
他の俳優さんも声優さんもイメージ通りで、合ってたと思います。
特に良い味が出ていたのは、ルーシーとガジョンと、それからガーダの友人かな^^
ポワロさんの登場も早く、無理の無い感じでしたね。「あなたがどなたか存じませんが」 と言われ、
思わず目を剥いたり、ベンチに腰掛ける前にハンカチを置く、相変わらずのお姿も見られたし。
退場の際には、原作通り 「私は死者と一緒に残っています」 と言ってくれたのは、
ちょっと嬉しかったかも。特にこの作品は、静かに、でも鋭く事件の真相を捉えている、
原作のポワロ像が、結構出ていたのではないかな、と思います。
[ お気に入り度: ★★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2005年8月放送) / The Hollow
原作邦訳: 『ホロー荘の殺人』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
copyright (C) 名探偵といっしょに all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。