"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
名探偵といっしょに
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謎のエヴァンズ殺人事件
2007年 01月 13日 (土) | 編集
謎のエヴァンズ殺人事件今日は久しぶりにポワロ物以外の小説です。これはハヤカワ文庫では、
「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」 ってタイトルですよね。
でも私はクリスティーを読み始めた初期の頃に、新潮文庫で読みまして、
こちらのタイトルの方が思い入れ?があるので、今回は敢えて新潮文庫版
で紹介してみました。何がインパクト強かったかというと、この表紙の
写真の女性がね、むっちゃ美人やわぁ?と同性ながら感心?したので。
実際、作中でも主人公の心揺さぶるミステリアスな女性でしたし。
(写真のみ こちら で拡大してみました^^;が・・・サイズ大きくてスミマセン)
この作品には、いわゆる "名探偵" は出てこないのですが、お人好しで毒に強すぎる^^主人公、
彼の幼馴染で、活発かつ勇敢なご令嬢、どもりがちだけど大事な場面で活躍する親友など、
(彼のセリフを読むと、何となく芦屋雁之助が演じていた 「裸の大将」 を思い起こしてしまう私・・・。
♪野に咲く?花のように?風に吹かれて?って古いなぁ^^;) 彼らと一緒にドタバタ?しながら、
ワクワク出来る展開で、結構楽しめました。また彼らを取り巻く面々も、なかなか魅力的でして、
犯人の男も本当に悪い奴なんだけど、何だか最後まで憎みきれなかったし。主人公と父親の、
ギクシャクしてるけど、信頼し合ってる関係ってのも、家族って感じで良い雰囲気でした。
最後はハッピーエンドでしたし、さらっと楽しめる作品だと思います。原題には超納得です^^

Why Didn't They Ask Evans? (1934)
[ お気に入り度: ★★★
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そして誰もいなくなった
2006年 11月 24日 (金) | 編集
そして誰もいなくなったクリスティーと聞けば、まずはこの作品が浮かんでくる方も多いのでは
ないでしょうか。私もクリスティー物では、一番最初に読んだのですが、
今でも一番のお気に入りで、特別な一冊です。それにしてもこの話、
今まで何度繰り返し読んだかなぁ。(すっかり本はボロボロです^^;)
でも、この作品の持つ不気味さは消える事無く、むしろ、新鮮味を増して
行ってるような気さえします。表紙を見るだけでも、未だにドキッとするし。
とある孤島の富豪の屋敷に招待された十人の客が、
マザーグースのしらべに沿って、一人ずつ冷酷に殺害されていく・・・
こっちはただ、その経緯を虚しく見つめる事しか出来ない訳で、果たして次は誰か、
今度の唄ではどんな殺され方をするのかと、すっかり彼らと一緒に疑心暗鬼になってました。
あの終わり方も好きですね、最後まで本当にミステリアスな感じで、余韻に浸れました。
犯人の正体ですが、私は途中で、というか初めから何となく気が付いていたように思います。
トリックとかは皆目分からなかったけど、最後で 「ああ、やっぱり」 っていう感じだったので。
ちなみにお気に入りは、判事と元警部かな。別に理由は無いんだけど、何となく・・・

Ten Little Niggers (1939)
[ お気に入り度: ★★★★★
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パーカー・パイン登場
2006年 11月 13日 (月) | 編集
パーカー・パイン登場ここの所、小説はポワロ物以外のが続いてるんですが、
ちっとも 「ポワロ専用」 ブログじゃないじゃん(怒)って感じでしょうか・・・?
ごめんなさい・・・でも書く私。(ぉぃ) これは、結構好きな短編集でして、
タイトル通り、パーカー・パイン物のみが12篇収録されてるそうですが、
実は私は、この本自体は持ってなくて、新潮文庫の 「クリスティ短編集」
一・二巻に収録されてる話を読みました。主人公のパーカー・パイン氏は、
何者といったら良いのかなぁ・・・統計学の得意な、異色のカウンセラー?
"あなたは幸福ですか?もし幸福でなかったら、パーカー・パイン氏に相談に来なさい"
って、こんなのが近所に貼ってあったら行くかもなぁ?どうか、私を幸せにして下さい^^;
軽いタッチでさらりと読めて、ちゃんと起承転結が有って、そして、結構スカッとする後味。
うん、パーカー・パイン氏は、短編向きな御方?だと思います。で、好きな話はですね、
タイトルの "の事件" を省略するけど、「不満な夫」 「不満な軍人」 「金持ちの女」 などかな。
特に 「不満な夫」 は結末が面白かったし、「不満な軍人」 もワクワクしながら楽しめました。
パーカー・パイン氏の指示で暗躍?する面々も皆、魅力的ですよね。
あのミス・レモン?も登場するのには、ビックリですが^^

Parker Pyne Investigates (1934)
[ お気に入り度: ★★★★
ねじれた家
2006年 11月 09日 (木) | 編集
ねじれた家またまたポワロ物以外の小説の感想です。
これは 別館 のタイトルにも使わせてもらってる話で、勿論好きなんですが、
大のお気に入りか?と言われれば、そうでもなく・・・でも、とてもとても、
印象深い作品です。マザーグースの中でも私の好きな、
「There was a crocked man」 をモチーフにしているからかも。
また、そのマザーグースの唄と、とても良く合ってる話だと思うんですよね、
本当に "ねじれた男" で、"ねじれた家" だったし・・・。
クリスティも 「私が最も満足している作品の一つ」 と自伝で書いてたそうで、納得です。
犯人は最後まで分からなかったのですが、その犯人の告白文?の第一行目で、
ガンと衝撃を受けたと同時に、何だかとても物哀しくなってしまいました。
さんざん振り回された挙句、あの動機で・・・哀しさだけが募りました。

そして久しぶりですが、音楽と唄をつけてみました。
いつもながら、音楽は SWEET MELODY というサイト様から、
歌詞と訳は、 「マザーグースのうた」 (谷川俊太郎訳)から引用させて頂きました。
以前、別館の記事 でも唄は載せたけど、何だか読むだけで、ひねくれそうですね^^;
音楽はオルゴールなので、かわいらしい感じになってます。
下のプレイボタンをクリックください。たぶん、音楽が流れると思います。(音量にご注意)

 <THERE WAS A CROCKED MAN>
There was a crocked man, and he walked a crocked mile,
He found a crocked sixpence against a crocked stile;
He bought a crocked cat, which caught a crocked mouse,
And they all lived together in a little crocked house.
p
ひねくれおとこがおりまして  ひねくれみちをあるいてた
ひねくれかきねのきどのそば  ひねくれおかねをひろってね
ひねくれねずみをつかまえたひねくれねこを  てにいれて
ちいさなひねくれあばらやに  そろってすんだということだ

Crooked House (1949)
[ お気に入り度: ★★★★
ゼロ時間へ
2006年 10月 30日 (月) | 編集
ゼロ時間へポワロ物以外の小説で恐縮ですが、これはね?大好きなんです。
まさにタイトル通り、標的を狙った "ゼロ時間へ" 向かって一直線!
という感じで、徐々に高まる緊迫感のまま、一気に読む事が出来ました。
「ひらいたトランプ」 にも出てくるバトル警視が主役級なんだけど、
彼は結構好きなキャラですね。木彫りの面のようなお顔立ちだそうですが、
何か想像出来るわ?^^ 5人もお子さんがいるのには、ちょっと吃驚。
寡黙で(額面通り?木彫りのように)お堅いけど、温かいパパさんなんだろう
なぁ?と、勝手に想像しています。そういえば、ポワロさんも、ちょろっと出てくるんですよね、
と言っても、警視が推理法で思い出すだけですが・・・ちょっと、こじつけっぽい登場だったかな?
(それでも、何だか嬉しかったり^^) あと、冒頭の自殺未遂の男性や、警視の娘さんの
ちょっとした事件も、後々に上手く活かされている所は、さすがクリスティだと、思わず感心。
私的に、"白い雪と紅い薔薇" という両極の女性は、ふとハヤカワの 「杉の柩」 の表紙を
彷彿とさせるんですが、"紅い薔薇" のケイトの方が、何となく気に入ったかな。
こんなキャラ好きになるのは珍しいんだけど、彼女は何だか、ただ可哀想な人のように思えて・・・

Towards Zero (1944)
[ お気に入り度: ★★★★★
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