"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
名探偵といっしょに
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海外ドラマ・お気に入りベストテン
2006年 12月 30日 (土) | 編集
名探偵ポワロ 完全版 Vol.17今年も残すところ、本当にあとわずかとなりましたね?。
「名探偵ポワロ専用」 という名目を掲げブログを立ち上げて、半年余り。
ご来訪下さった皆様、本当にありがとうございました。大好きなポワロさんや
大尉の事をこんなに語る事が出来、皆さんとご交流できて嬉しかったです。
また来年も引き続き、ポワロさんや皆さんといっしょに、楽しんでいけたらと
願っておりますので、宜しければこれからもどうぞよろしくお願い致します。
さて、管理人はしばらく実家に寄生・・・もとい、帰省するので、本日が今年
最後のUPとなります。で、2006年の締めとして、年末恒例のベストテンという訳でもないですが、
今まで観た56作の海外ドラマの、超個人的・お気に入りランキングをやってみようと思います。
その栄えある? 1位 なんですが、DVDジャケットランキング と同じになってしまって、
ちょっとつまんない?んだけど・・・右上の画像の 「ABC殺人事件(Vol.17) です。
これは原作も大好きなんですが、その雰囲気がしっかりと出ていて、
しかもレギュラー陣の見所もちゃんとあり、何度観ても楽しめるんですよね?。
2位以降は、以下の通りです。やはりお馴染みの面々が活躍する作品が好きみたい*^^*
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死人の鏡
2006年 12月 27日 (水) | 編集
死人の鏡全てポワロ物の、三本の中篇と一本の短篇で構成されている一冊。
私はこの度初めて手にしたのですが、既に海外ドラマで馴染み深い
タイトルばかりで、スーシェさん達の姿を思い浮かべながら読んだかも^^
改めて感じたのは、あのドラマ(特に短編)って、大尉や警部らも交えて、
面白くアレンジされてるんだな?という事と、クリスティー作品は特に
会話で話が進むんだけど、その会話が、ほんとに活き活きしてるなぁ?と。
で、スーシェさん達を思い起こすのみでは飽き足らず、結局、読了後に
この四作全ての海外ドラマを観直してしまって^^;ドラマ色が濃いですが、一作ずつの感想です。

「厩舎街の殺人」
これでミューズと読むのか?。海外ドラマは、記念すべき本邦初公開の作品だった訳ですが、
原作もしょっぱなから 「ガイ・フォークス」 が出てくるし、ジャップ警部とコンビを組んだ事件だから
雰囲気バッチリだったんですね。(この原作では、完全に警部と "ダチ" な口調のポワロさんが少し気になりましたが^^;) 私は 「殺人は認めない」 と毅然とした態度のポワロさんが好きなので、
最後に "犯人" を問い詰めるシーンは気に入ってるんですが、ドラマでもスーシェさんの瞳は、
本当にポワロさんのように緑色に輝いてるように見え、やっぱりポワロさん=スーシェさんだな?と、
改めて感じてしまいました。ほんとに初期の作品なのにスゴイです。熊倉さんのお声も若々しい?

「謎の盗難事件」
これもドラマでは、大尉のカーチェイスや警部のいびき^^などで、楽しませてくれました。
小説では、最後はポワロさんと "犯人" との語らいで幕を閉じるのですが、それも渋くてよい感じ。
さすがはポワロさん、全てお見通しなのよねぇ。

「死人の鏡」
海外ドラマよりは犯人を当てるのが難だったかも? タイトルになってる 「鏡」 ですが、
ドラマでは、冒頭のオークションなどで強調されてて、より印象深い物になってましたね。

「砂に書かれた三角形」
これが一本の短篇という事なんですが、結構面白かったです。
舞台設定が 「白昼の悪魔」 の前衛となった作品とは聞いてましたが、この原作を読んで、
初めてそれが理解できたような気が。ドラマでは事件発生から、なお話が膨らんでいきましたが、
小説ではポワロさんの説明のみで、すんなり解決。でも良く纏まってる話だと思います。
事前に忠告をしたり、犯罪を未然に防げなかった事に対する発言などもちゃんとあって、
この原作を読んでから、あのドラマの方も少し、お気に入り度が増したかもしれません。

Murder in the Mews (1937)
[ お気に入り度: ★★★
ハヤカワ・ミステリ文庫のお気に入り表紙
2006年 12月 25日 (月) | 編集
そして誰もいなくなった自己満足かと恐縮なのですが、本日のUPで、 小説・海外ドラマ・関連作品
も合わせて、ちょうど100作のポワロ物関連の感想を書く事が出来ました。
(99の謎で99作目にしてみたかったが・・・とちょっとつぶやいてみたり^^;)
ここまで続けてこられたのも、いつもお越し下さってる方々や、
お世話になっておりますサイト様のおかげだと、本当に感謝しております。
ありがとうございます。で、その 「アガサ・クリスティー99の謎」 の本で
ハヤカワ・ミステリ文庫の表紙を描かれた真鍋氏の事が触れられてまして、
氏の 「全作品のカバーを描いたことは、私の勲章である」 という言葉に思わず感動。
クリスティー文庫よりは、ハヤカワ・ミステリ文庫の方に愛着がある私にとっても、これらの
表紙は大好きでして、作品を象徴し印象を残してくれた、とても素晴らしい絵だと思っています。
そこで、100作UP記念でもないけど、私の印象に残っている表紙について、少し語ってみようかと。
やはり作品内容にインパクトあったのが主なんですが、未読だけど惹かれるってのもありまして。
で、やっぱり最初は、何と言っても右上の画像の 「そして誰もいなくなった」 なんですよね?。
もうタイトルを聞いただけで、この絵が目に浮かんできてしまい、一人ゾクゾクしてます。
以下、表紙のお気に入り作品を、コメントと共に挙げていきます。

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アガサ・クリスティー99の謎
2006年 12月 25日 (月) | 編集
アガサ・クリスティー99の謎「アガサ・クリスティー百科事典」 のレビューに頂いたコメントで初めて
存在を知り、少し気になってたのですが、書店で立ち読みして購入を決意。
(Yuseumさん、いつもありがとうございます) こういった99の謎とかいう
本は、パラパラと読めて、思わぬ知識も得られて楽しいですね。
タイトル通り、アガサ自身の生い立ちや性格・趣味といった伝記的事柄から
始まり、ポアロやマープルら主要人物・作品全般の事、映画・戯曲作品等の
謎がつまっていました。私は、アガサ自身の事は、基礎知識?くらいしか
持ってなかったので、なかなか興味深く読めたかな。若い頃の彼女の写真も見られたし。(父親がアメリカ人だったとは知りませんでした)
ポアロ関連では、復習的?な内容がほとんどでしたが、スーシェさん達お馴染みの面々の
写真も載ってて、何だか嬉しかったり。(ジャップ警部が渋かったです*^^*)

で、私が興味を持った謎について、幾つか語ってみたいと思うのですが(かなり長文です^^;)、
今回もまた、ネタばれに近いので、ご注意下さい。(最近多くてごめんなさい・・・)
なお、 の後の数字は、この本で与えられてる 「謎」 の数字です。
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鳩のなかの猫
2006年 12月 22日 (金) | 編集
鳩のなかの猫一度手には取ったけど、そのままにしてた作品。この度読了したのですが、
私的には、可愛らしいタイトルにすっかり騙されてたって感じでしょうか。
学園物だという事と、ポワロさんの登場が遅いという事は、読む前から
知ってましたが、まさかあんな "ゲスト出演" だったとは、思いもよらず。
また、冒頭から 「うっひゃ?、本当に学園物だわ」 と始まったんだけど、
いきなり冒険・スパイ物に切り替わって、これにもビックリ。その事件が
じわじわと学園に迫ってきて、中盤でついに殺人が発生するのですが、
出てくる先生や生徒が多くて、名前がなかなか一致せず、ちょっと労しました。
それにしても結構、死人出ましたねぇ?学園内だけでも4人?最後に亡くなった方は少し意外で、
犯人も私には意外な人物でした。何せ終盤まで、しっかりとポワロさんに騙されてましたから^^;
「えらい簡単だなぁ?」 と感じてはいたんですが・・・。またネタばれなんで伏せますが、
私も結構、職を転々としてますんで、彼女の境遇には、別に違和感も感じなかったかも^^;
(伏字ここまで) アダム園丁やケルシー警部、パイクアウェイ大佐(変わった名前だなぁ)と
いう面々が活き活きしていて、ハラハラしながら、なかなか楽しんで読めたと思います。
謎のロビンスン氏は、マープルやトミーとタペンス物にも出てくるそうで、興味ある人物ですね。
で、お気に入りは、推定七十五万ポンド(後書きによると、日本円では約一億五千万だとか・・・)
の宝石を手にしながらも、最期まで友人に忠実だった空軍少佐。ひょっとして、助かってて
くれてないかな・・・とかありえないのに、最後まで密かに願ってたのですが・・・。
「早晩惨死すると思っていた」 と語る姉の、頬を伝う一筋の涙が、とても印象に残りました。

Cat among the Pigeons (1959)
[ お気に入り度: ★★★
葬儀を終えて
2006年 12月 21日 (木) | 編集
名探偵ポワロ[葬儀を終えて]またまた印象深い ペーパーバック で紹介させて頂きます。
お気に入り度は☆4つとなってますが、う?ん、実質は☆3.5くらいかな?
偽装遺言状や権利書の紛失、狭まった血縁関係や意外な恋愛などの
アレンジがあり、少し作風は変わってしまったかもしれませんが、原作の
雰囲気(地味さ加減?)は出てたと思います。今回放送された三部作?の
中では、一番の出来だったんじゃないでしょうか(と何を偉そうに・・・)
エンダビーの庭園は綺麗で、鮮やかな緑をバックにポワロさんも威風堂々。
今回のポワロさんは、名探偵の名に相応しい貫禄というか、穏やかに、でも鋭く確実に
真実を捉えていきましたね。最後の最後で疑いの矛先がガラリと変わったあの謎解きでは、
ロザムンドじゃないけど、「ポワロさんって、やっぱり頭が良いわぁ?」 と今更ながら、しみじみ。
あの発想の転換がね、凡人には出来ないよなぁ・・・。

キャストですが、ポワロさんが 「ギルバート」 と呼ぶ仲のエントウィッスル氏が、私の想定より
身も心も^^若い方で、お声が良かったですね。恋心を抱く方と良い関係になってくれれば、と。
もう一つの意外なカップルも、何となく理想的だと思ってたから、特に不快感?もなく。
(でもホテルのシーンはあんなに必要かなぁ・・・何か最近のシリーズには良く出てくるような気が;)
ジョージはちょっと気に入ってたので、あの境遇には少し同情しちゃったかも。
あんなエンドで余韻も残ったのでしょうが、彼もいずれは彼女と一緒になって欲しいな。
また、コーラの元ダンナの登場には吃驚。ほんまに亭主かいな、と疑ってしまいました^^;
あと、どこかで見た絵だと思ったら、ヴェルメールがレンブラントになってましたね。(細かいなぁ)
最後の犯人の豹変ぶりは原作以上で、ちょっと怖かったです。ネタばれなんで伏字にしますが、
オールド・ミスって、やっぱり淋しいものなのかなぁ・・・と思ってしまったり(←伏字ここまで)
私的に一番残念だったのは、「ムッシュー・ポンタリエ」 が出てこなかった事ですね^^;
でも、今回の作調には全く合わないので、それも結果オーライという事で。
[ お気に入り度: ★★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / After the Funeral
原作邦訳: 『葬儀を終えて』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
アクロイド殺し(ネタばれ)
2006年 12月 19日 (火) | 編集
アクロイド殺人事件小説のレビューも終盤?を迎えているのですが、振り返ってみると、
特にブログ公開当初の作品って、レビュー短いんですよね?^^;
で、今更ですが 「もっと書きたい」 って話もありますので、
ネタばれ企画として、犯人の正体に触れて語ってみたい作品を、
海外ドラマの事も織り混ぜながら、挙げていこうかと思います。
内容ですが、もうモロにバラしてるんで^^;、既に読んだよって方や、
未読だけど犯人を知っても良いって方(おられるでしょうか・・・)は、
以降、目を通して頂ければと。で、第一弾は、もちろん?この作品なんですが、
これは出来れば、未読の方は是非とも犯人を知らないまま、原作を読んで欲しいです。
(じゃあ、ネタばれすんなよって感じなんですが・・・汗)
画像は私が慣れ親しんだ、中村能三氏・訳の新潮文庫版 「アクロイド殺人事件」 です。
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アガサ・クリスティー百科事典
2006年 12月 18日 (月) | 編集
アガサ・クリスティー百科事典まえがきに、この本についての要約は纏まって書かれているのですが、
クリスティーの作品、登場人物、アイテム、戯曲・映像化作品リスト、
クリスティー年譜が収録され、まさに 「百科事典」 に相応しい一冊かと。
文庫サイズだと手軽に手に取れて良いですね。でも中身は非常に濃くて、
最近、この事典の存在を知ったのですが、もっと早くに持っていれば、
私のレビューも少しは内容の濃いものとなったかな・・・とちょっと後悔?
作品事典では、ハヤカワのクリスティー文庫に沿い年代順に、ポアロ、
マープル、トミーとタペンス、クィン、パーカー・パイン等々の長編・短編、
戯曲・普通小説や紀行・自伝にいたる全96冊(作品数238本)を、 あらすじ+解説で端的に紹介。
これから何を読もうかな?と探すのは勿論、解説も面白く、暇つぶし?の拾い読みにも良いかも。
作中人物事典は、制限して400人程度(それでもスゴイけど・・・全てだと7千人は超えるとか)、
また、アイテム事典も主要な物としたそうですが、登場する作家名や書名、動物や植物、毒物や
法律、行事・宗教など、かなり興味深くて。(私的には、マザーグース関連が嬉しかったかな)
戯曲初演リストや、映像化・テレビ化作品リストも、とても参考になりました。ちなみに、
スーシェさんの 「名探偵ポワロ」 は第9シーズンの 「ホロー荘の殺人」 まで収録されてます。
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ハロウィーン・パーティ
2006年 12月 16日 (土) | 編集
ハロウィーン・パーティ昔、ポワロ熱が冷めかけた頃に購入。でもやっぱり読まずで、
以降未読のまま、ずーっと本棚の奥で眠っていた一冊です。
実は、何とかして読みたいとは前々から思っていたのですが・・・
というのも、ハロウィーンは私の誕生日なんですね?(←だから何?)
正直、内容としては後に残る物はありませんでしたが、そんな超個人的な
理由も有ったので、今回読み切る事が出来て、ちょっと安堵?してます。
そうワクワク感もなく、でも苦もなく自然に読めたって感じでしょうか。
ポワロさんもすっかり晩年を迎え、話の流れやお気に入り度は全然違うのですが、
私的には、「象は忘れない」 と似たような雰囲気だったかな。後書きにもありましたが、
静けさが漂ってる作風でした。訳は中村能三氏でしたが、やっぱりこの方の訳は好きですね。
落ち着いたポワロさんが味わえるというか。「さよう」 と泰然としてるポワロさんが何だか良いです。
スペンス警視も穏やかに歳を重ねられてるご様子で。オリヴァ夫人は相変わらず?でしたが^^;、
小説の事を語る時の彼女は、クリスティーの気持ちを代弁してるんだろうなと、強く感じました。
何の繋がりも無さげな過去の事件が、例の如くポワロさんによって組み合わされていくのですが、
それが予想外の方向で、やはりクリスティーは上手いというか、面白いなと感心。
犯人は片方は分かりましたが、もう片方は意外な人物でした。そしてミランダの事にもビックリ。
彼女は何となく気に入ってて、行く末を案じていたので、助かって良かったです。

Hallowe'en Party (1969)
[ お気に入り度: ★★
ひらいたトランプ
2006年 12月 15日 (金) | 編集
名探偵ポワロ[ひらいたトランプ]今回は ペーパーバック の画像で紹介。(何か印象的で気に入ったので)
率直な感想を言うとですね、原作好きを見事に裏切ってくれました・・・
ただし、また違った面白い方にですが。死ぬ筈の人が生き、疑われる
筈も無い人が疑われ、思いもかけない母娘の繋がりがあったり、
えっ、写真?睡眠薬?泥棒騒ぎ?と首を傾げる設定も出てきたのですが、
こんな展開は全く予想してませんでした。なかなか楽しめましたが、
これは是非、未読の方は原作も読んで欲しいな、と思ってしまったかも。
何でバトル警視じゃないの?と放送前は思ってたんですが、はい、納得しました。
これは彼には、やらせられないよなぁ。(原作ファンは許さんでしょう^^;)
一番気の毒だったのはロウダかな・・・彼女は本当は溌剌としてて、良い娘さんなんだけどね。
おぉ、デスパード少佐ってば、ヒルメス殿下じゃないですか!(うわ?マニアック^^;)

雰囲気は良く出てたと思います。序盤から自然に引き込まれてはいけたのですが、
やっぱりオリヴァ夫人、私は苦手だと再認識しちゃったかも。(これからどうしよう・・・)
結構原作通りのセリフは貰ってたようで、ちゃんとリンゴもフィンランド人の探偵も登場してました。
あと、ポワロさんお引越しをされてましたが(でもホワイトヘイブン・マンションなのかな?)、
もう大尉やミス・レモンと馴染んでたあの場所じゃないのね・・・と思うと、何だか淋しかったり。
嬉しかったのは、絹のストッキングを姪御に送ろうとする、ポワロおじさんが見られた事。
あの場面、原作では気に入ってたので。「オリエント急行」 の短剣はどうするのかな?と
案じてましたが、フェリーでの殺人になってましたね^^; また、この事件で面白いと思っていた、
ブリッジの表や調度品の観察力から、その人の性質を見抜くポワロさんも見られて良かったです。
何気に笑えたのは、写真屋でのシーン。ポワロさんも意外?な方面におモテになるようで^^
[ お気に入り度: ★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / Cards on the Table
原作邦訳: 『ひらいたトランプ』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
白昼の悪魔
2006年 12月 12日 (火) | 編集
白昼の悪魔ドラマ化作品を2本観た後で、やっとこの原作を読んでみたのですが、
とても良くまとまっていて、面白かったと思います。
(お気に入り度は、犯人を知ってなければ、もう一つ増えたかも。)
誰も彼もが疑わしい宿泊客に、麻薬や過去の事件などが上手く絡んで、
避暑地の雰囲気も味わいながら、最後まで一気に読む事が出来ました。
本当にサラリと読めたんですが、映像を観たからかもしれないけど、
やっぱりクリスティーは読みやすいなぁと。そしてやはりポワロさんですね。
独りコツコツと些細な事柄を組み合わせ、いつもながら鋭く核心に迫っていく。
でも海の揺れに怯えたり^^、優しい心遣いも見せる名探偵、やっぱり好きだわぁ。
この作品では、ちょっとざっくばらんな口調の訳が、やや気になったのですが、
(「あんた」 とか 「おまえだ!」 とか・・・私は訳にうるさいなぁと我ながら思うんだけど^^;)
訳者のあとがきは良かったです。私が少し前に観た ユスチノフ版 を褒め、でも、映像表現と
文章表現の違いに触れて、映画を観た人も観ていない人も、ぜひ活字で読んで欲しいとあった
のですが、私も原作を読んで、この作品を本当に味わう事が出来たように思います。
(原作の方が気に入ったかも) ユスチノフ版での宝石紛失事件はオリジナルという事と、やはり
継母と娘という設定だったという事が確認出来たしね。あの娘さんには幸せになってほしいです。
ちなみにお気に入りは、ポワロさんも好感を持っていたコルケード警部。
重要な事件を教える役を、彼に与えてくれたのは嬉しかったかな。
あと、ヘイスティングズやジャップ警部の姿もちらりと垣間見えて、これも嬉しい発見でした。
[ お気に入り度: ★★★

Evil Under the Sun (1941)
海外ドラマ: 『白昼の悪魔』 (名探偵ポワロ [完全版] Vol.31
青列車の秘密
2006年 12月 06日 (水) | 編集
名探偵ポワロもちろんDVDの画像は無いので、今回は 以前にも紹介した 私の好きな、
ひらいたかこさんの絵が表紙の、創元推理文庫を使わせて頂きました。
珍しく実家で生放送を観られたんですが、正直、イマイチだったかな・・・
でも本当にお久しぶりのポワロさんに会えて、やっぱり嬉しかったですね。
第一声が 「ん??」 って感じだったので、思わず笑ってしまいましたが、
今回のポワロさんは厳しい表情ばかりで、こちらもニンマリとしてしまう笑顔が無かったのも残念。初期の頃に比べると、ポワロさんも随分お歳を召したなというか・・・熊倉さん声もご健在でしたが、言葉使いは今回は少しタメ口?だったような気が。
そしてこの重厚すぎるお声は、やっぱり横内正さんっ。(って前からキャスティングは発表されて
るって) 最初はヴァン・オールディン氏を観てると、つい横内さんのお顔が浮かんできてしまい、
(何だか似てるような気もしたし)、その声で 「上様」 ってもう一度呼んで?なんて思ってました^^;
さて本筋ですが、何せ原作本も紛失してた時期があって、あんまり覚えてなかったのですが、
(犯人と事件の粗筋は記憶してましたが)、あれ、青列車ってこんな話だったっけ?と
思いながら観てました。(鑑賞後、改めて再読し、原作の感想を追記してみました→こちら

プロットが似ている、あの短編 とは異なる感じとなったのは、登場人物と賑やかな雰囲気
ですかねぇ。少し喧騒にも感じられたBGMと、賑やかなパーティが印象的?だったでしょうか。
旦那はやっぱりダメ亭主でしたが、原作よりは奥さんを愛していた感が強くなってた事と、
ナイトン少佐が少し年配だったかな?私はもう少し若くてスマートなイメージを持ってたので。
とにかく出てくる人物のほとんどに好感が持てなくて、特に財産目当ての母親がね・・・。
娘さんの方は、まだ愛着が持てたかな。ただ無邪気なだけの感じもするし、勇敢だったし。
(無鉄砲ともいうか?) ポワロおじさんが親身にしていた、今回のヒロイン?すらも、
あんまり好きになれなくて・・・可愛らしくて、とても清純そうな女性だとは思いましたが。
犯人も最後は呆気なくでしたね、ポワロさんのあの言葉で戦意喪失しちゃったのかなぁ?
主役?のブルートレインも、綺麗な景色はありましたが、これはCGだなって分かっちゃう場面も
あったし・・・あ、最後にオリエント急行への前触れ?が有ったのは、ちょっと意味深でしたね。
[ お気に入り度: ★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / The Mystery of the Blue Train
原作邦訳: 『青列車の秘密』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
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