"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
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死人の鏡
2006年 12月 27日 (水) | 編集
死人の鏡全てポワロ物の、三本の中篇と一本の短篇で構成されている一冊。
私はこの度初めて手にしたのですが、既に海外ドラマで馴染み深い
タイトルばかりで、スーシェさん達の姿を思い浮かべながら読んだかも^^
改めて感じたのは、あのドラマ(特に短編)って、大尉や警部らも交えて、
面白くアレンジされてるんだな?という事と、クリスティー作品は特に
会話で話が進むんだけど、その会話が、ほんとに活き活きしてるなぁ?と。
で、スーシェさん達を思い起こすのみでは飽き足らず、結局、読了後に
この四作全ての海外ドラマを観直してしまって^^;ドラマ色が濃いですが、一作ずつの感想です。

「厩舎街の殺人」
これでミューズと読むのか?。海外ドラマは、記念すべき本邦初公開の作品だった訳ですが、
原作もしょっぱなから 「ガイ・フォークス」 が出てくるし、ジャップ警部とコンビを組んだ事件だから
雰囲気バッチリだったんですね。(この原作では、完全に警部と "ダチ" な口調のポワロさんが少し気になりましたが^^;) 私は 「殺人は認めない」 と毅然とした態度のポワロさんが好きなので、
最後に "犯人" を問い詰めるシーンは気に入ってるんですが、ドラマでもスーシェさんの瞳は、
本当にポワロさんのように緑色に輝いてるように見え、やっぱりポワロさん=スーシェさんだな?と、
改めて感じてしまいました。ほんとに初期の作品なのにスゴイです。熊倉さんのお声も若々しい?

「謎の盗難事件」
これもドラマでは、大尉のカーチェイスや警部のいびき^^などで、楽しませてくれました。
小説では、最後はポワロさんと "犯人" との語らいで幕を閉じるのですが、それも渋くてよい感じ。
さすがはポワロさん、全てお見通しなのよねぇ。

「死人の鏡」
海外ドラマよりは犯人を当てるのが難だったかも? タイトルになってる 「鏡」 ですが、
ドラマでは、冒頭のオークションなどで強調されてて、より印象深い物になってましたね。

「砂に書かれた三角形」
これが一本の短篇という事なんですが、結構面白かったです。
舞台設定が 「白昼の悪魔」 の前衛となった作品とは聞いてましたが、この原作を読んで、
初めてそれが理解できたような気が。ドラマでは事件発生から、なお話が膨らんでいきましたが、
小説ではポワロさんの説明のみで、すんなり解決。でも良く纏まってる話だと思います。
事前に忠告をしたり、犯罪を未然に防げなかった事に対する発言などもちゃんとあって、
この原作を読んでから、あのドラマの方も少し、お気に入り度が増したかもしれません。

Murder in the Mews (1937)
[ お気に入り度: ★★★
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