"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
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象は忘れない
2006年 09月 04日 (月) | 編集
これもね?、本当に良いお話なんですよね・・・
ポワロさん晩年の作品に良く見られる "過去の構築" なんだけど、
いや、ホントに良い話なんですよ(ってコラ、レヴューになってないぞ)
タイトルからして、なんじゃそら?と思うかもしれないんだけど、
私の苦手なオリヴァ夫人も出てくるんだけど、全然気にならなかった。
誰も悪人のいない、哀しく悼まし過ぎる事件で、
読後も本当に、本当に尾を引きました・・・
ちなみにこの作品は、クリスティが82歳!の時に発表され、実質的には、
あの 「カーテン」 (これはねぇ・・・感想かけないだろうなぁ)よりも後に書かれた、
ポワロさん "最後" のお話なんですね。クリスティもそうだったんだろうけど、
友人達の多くは既に鬼籍の人となり、ポワロさん自身も過去の栄光を影にひそめて、
静かに穏やかに(でもさすがに鋭く)、真相を捉えていく。
この作品には、そういった哀愁が漂っているのかもしれませんね。

Elephants Can Remember (1972)
[ お気に入り度: ★★★★★
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Comment
この記事へのコメント
はじめまして。『象は忘れない』は僕も大好きな作品で、クリスティの円熟の技が光るミステリだと思います。ポワロも、ちょっとずつ人間が丸くなっているような…。

ポワロものではないですが、『鏡は横にひび割れて』を読んだときに、この人はすごい作家だなぁと感服した記憶があります。「老い」を武器にしたミステリ作家って、クリスティ以外になかなか思いつきませんしね。
2006/ 09/ 24 (日) 23: 23: 05 | URL | romeoyjuliete # [ 編集 ]
初めまして
romeoyjulieteさん、初めまして。ご来訪並びにコメントありがとうございます。
「象は忘れない」 がお好きとの事で、
私も本当にお気に入りなので、同士がおられて嬉しいです。
そうそう、ポワロさん、穏やかになってますよね~好々爺とまでは言い過ぎかな・・・
クリスティーは老いてなお、魅力ある作品を書き続けたと、
改めてその偉大さを感じますね。

また、本のご紹介もありがとうございます。
「鏡は横にひび割れて」 は、マープルものですよね、
私は全然マープル読んだ事ないのですが、タイトルは良く聞きますし、
なんでも戯曲のようなラストで、大変面白いとの評を読んだ事があります。
そこでも名探偵さんは、すっかりお年寄り扱いされてるとか・・・
機会があれば、ぜひ読んでみたいと思います。

あと、事後報告となり恐縮ですが、
romeoyjulieteさんのブログを 「お気に入りブログ」 に登録させて頂きました。
宜しければ、またお立ち寄り下さい。これからもよろしくお願い致します。
2006/ 09/ 25 (月) 20: 18: 06 | URL | きまぐれ猫 # [ 編集 ]
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