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"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
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五匹の子豚
2006年 09月 16日 (土) | 編集
五匹の子豚読む前は、タイトルからして、「はぁ?何じゃ、これ?」 でした。
読み始めてからしばらくの間も、5人の関係者に短く聞いて廻って、
中盤からは長々と彼らの手記が始まる・・・という何だか地味な展開に、
おいおい、この先、大丈夫かいな、と思ってましたが・・・
その手記がね、いや?、面白かったんですよ。
で、気が付くと (というか、気が付く前に読み終わってたのですが)、
すっかり引き込まれてしまってましたね。それぞれの視点から
捉えられた人物や場面の描写。ちゃんと辻褄は合ってるのですが、
そこに秘められた各々の奥深い心情を、さすが、ポワロさんは逃しませんでしたね。
最後の謎解き、過去の構築は圧巻でした。もちろん犯人は私には予想外の人物でしたが、
私はこの作品、何故か犯人を捜そう、当てようとは思いませんでしたね・・・
(いや、負け惜しみじゃなくってよ^^;) 故人達の哀しく、でも深く繋がれた愛に、
あの殺害動機が一層悲しく感じられ、そして、「わたしが死んだのです・・・」 がとどめとなり、
私にとっては、「杉の柩」 と並ぶ位の、大のお気に入り作品になりました。
[ お気に入り度: ★★★★★

この作品もマザーグースがベースとの事で、音楽と唄を付けてみました。
音楽は SWEET MELODY というサイト様から頂き、和訳は、谷川俊太郎さんの訳です。
下のプレイボタンをクリック下さい。たぶん音楽が鳴ると思います。(音量にご注意)

<THIS LITTLE PIG WENT TO MARKET >
This little pig went to market,
This little pig stayed at home,
This little pig had roast beef,
This little pig had none,
And this little pig cried,
Wee-wee-wee-wee-wee,
I can't find my way home.
このこぶたさん かいものに
このこぶたくん おるすばん
このこぶたくん ビフテキたべて
このこぶたさん はらっぺこ
このこぶたくん ないている
ウィー ウィー ウィー
ぼくはまいごに なっちゃった

Five Little Pigs (1943)
海外ドラマ: 『五匹の子豚』 (名探偵ポワロ / NHK-BS2:2005年8月放送
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Comment
この記事へのコメント
これも傑作ですよね。印象が残る作品です。面白かった~♪
記憶の中の殺人という分野、クリスティー、うまいなぁと思いました。

京極堂じゃなくて、榎さ~ん!・・・・私もですyo。(笑)
もしかして気まぐれ猫さんと好みが一緒かな?クリスティーといい。(嬉)
2006/ 09/ 16 (土) 23: 49: 53 | URL | ワルツ # [ 編集 ]
私もうれしいです~♪
ワルツさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お返事が遅くなって、申し訳ありません。
ひょっとしたら、ワルツさんもこの作品、お好きなのでは・・・と思ってたので、
何だか嬉しいです。回想の殺人、というのでしょうか。
晩年のクリスティ作品によく見られますが、どれも別の味わいが有って、楽しめますよね。

そして榎さんもお気に入りとの事で、これも嬉しいですー
ひょっとしたら好みの傾向が一緒かもしれませんね *^^*
私はあのシリーズ、一時夢中になって一気に読んだのですが、
あの分厚さが、返って嬉しかったりするんですよね。
もうすぐ最新刊が出るようですが、実は私は「塗仏」で止まってまして・・・
特にお気に入りは2冊目の「魍魎」でしょうか、あれは本当に怖かったです。

あと、田中芳樹さんの本も「デルフィニア戦記」もおススメですよ~^^

またいらして下さいね、お待ちしております。
2006/ 09/ 19 (火) 03: 08: 09 | URL | きまぐれ猫 # [ 編集 ]
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