"灰色の脳細胞" エルキュール・ポワロさんの作品を集めています。
名探偵といっしょに
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ハヤカワ・ミステリ文庫のお気に入り表紙
2006年 12月 25日 (月) | 編集
そして誰もいなくなった自己満足かと恐縮なのですが、本日のUPで、 小説・海外ドラマ・関連作品
も合わせて、ちょうど100作のポワロ物関連の感想を書く事が出来ました。
(99の謎で99作目にしてみたかったが・・・とちょっとつぶやいてみたり^^;)
ここまで続けてこられたのも、いつもお越し下さってる方々や、
お世話になっておりますサイト様のおかげだと、本当に感謝しております。
ありがとうございます。で、その 「アガサ・クリスティー99の謎」 の本で
ハヤカワ・ミステリ文庫の表紙を描かれた真鍋氏の事が触れられてまして、
氏の 「全作品のカバーを描いたことは、私の勲章である」 という言葉に思わず感動。
クリスティー文庫よりは、ハヤカワ・ミステリ文庫の方に愛着がある私にとっても、これらの
表紙は大好きでして、作品を象徴し印象を残してくれた、とても素晴らしい絵だと思っています。
そこで、100作UP記念でもないけど、私の印象に残っている表紙について、少し語ってみようかと。
やはり作品内容にインパクトあったのが主なんですが、未読だけど惹かれるってのもありまして。
で、やっぱり最初は、何と言っても右上の画像の 「そして誰もいなくなった」 なんですよね?。
もうタイトルを聞いただけで、この絵が目に浮かんできてしまい、一人ゾクゾクしてます。
以下、表紙のお気に入り作品を、コメントと共に挙げていきます。

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アガサ・クリスティー99の謎
2006年 12月 25日 (月) | 編集
アガサ・クリスティー99の謎「アガサ・クリスティー百科事典」 のレビューに頂いたコメントで初めて
存在を知り、少し気になってたのですが、書店で立ち読みして購入を決意。
(Yuseumさん、いつもありがとうございます) こういった99の謎とかいう
本は、パラパラと読めて、思わぬ知識も得られて楽しいですね。
タイトル通り、アガサ自身の生い立ちや性格・趣味といった伝記的事柄から
始まり、ポアロやマープルら主要人物・作品全般の事、映画・戯曲作品等の
謎がつまっていました。私は、アガサ自身の事は、基礎知識?くらいしか
持ってなかったので、なかなか興味深く読めたかな。若い頃の彼女の写真も見られたし。(父親がアメリカ人だったとは知りませんでした)
ポアロ関連では、復習的?な内容がほとんどでしたが、スーシェさん達お馴染みの面々の
写真も載ってて、何だか嬉しかったり。(ジャップ警部が渋かったです*^^*)

で、私が興味を持った謎について、幾つか語ってみたいと思うのですが(かなり長文です^^;)、
今回もまた、ネタばれに近いので、ご注意下さい。(最近多くてごめんなさい・・・)
なお、 の後の数字は、この本で与えられてる 「謎」 の数字です。
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鳩のなかの猫
2006年 12月 22日 (金) | 編集
鳩のなかの猫一度手には取ったけど、そのままにしてた作品。この度読了したのですが、
私的には、可愛らしいタイトルにすっかり騙されてたって感じでしょうか。
学園物だという事と、ポワロさんの登場が遅いという事は、読む前から
知ってましたが、まさかあんな "ゲスト出演" だったとは、思いもよらず。
また、冒頭から 「うっひゃ?、本当に学園物だわ」 と始まったんだけど、
いきなり冒険・スパイ物に切り替わって、これにもビックリ。その事件が
じわじわと学園に迫ってきて、中盤でついに殺人が発生するのですが、
出てくる先生や生徒が多くて、名前がなかなか一致せず、ちょっと労しました。
それにしても結構、死人出ましたねぇ?学園内だけでも4人?最後に亡くなった方は少し意外で、
犯人も私には意外な人物でした。何せ終盤まで、しっかりとポワロさんに騙されてましたから^^;
「えらい簡単だなぁ?」 と感じてはいたんですが・・・。またネタばれなんで伏せますが、
私も結構、職を転々としてますんで、彼女の境遇には、別に違和感も感じなかったかも^^;
(伏字ここまで) アダム園丁やケルシー警部、パイクアウェイ大佐(変わった名前だなぁ)と
いう面々が活き活きしていて、ハラハラしながら、なかなか楽しんで読めたと思います。
謎のロビンスン氏は、マープルやトミーとタペンス物にも出てくるそうで、興味ある人物ですね。
で、お気に入りは、推定七十五万ポンド(後書きによると、日本円では約一億五千万だとか・・・)
の宝石を手にしながらも、最期まで友人に忠実だった空軍少佐。ひょっとして、助かってて
くれてないかな・・・とかありえないのに、最後まで密かに願ってたのですが・・・。
「早晩惨死すると思っていた」 と語る姉の、頬を伝う一筋の涙が、とても印象に残りました。

Cat among the Pigeons (1959)
[ お気に入り度: ★★★
葬儀を終えて
2006年 12月 21日 (木) | 編集
名探偵ポワロ[葬儀を終えて]またまた印象深い ペーパーバック で紹介させて頂きます。
お気に入り度は☆4つとなってますが、う?ん、実質は☆3.5くらいかな?
偽装遺言状や権利書の紛失、狭まった血縁関係や意外な恋愛などの
アレンジがあり、少し作風は変わってしまったかもしれませんが、原作の
雰囲気(地味さ加減?)は出てたと思います。今回放送された三部作?の
中では、一番の出来だったんじゃないでしょうか(と何を偉そうに・・・)
エンダビーの庭園は綺麗で、鮮やかな緑をバックにポワロさんも威風堂々。
今回のポワロさんは、名探偵の名に相応しい貫禄というか、穏やかに、でも鋭く確実に
真実を捉えていきましたね。最後の最後で疑いの矛先がガラリと変わったあの謎解きでは、
ロザムンドじゃないけど、「ポワロさんって、やっぱり頭が良いわぁ?」 と今更ながら、しみじみ。
あの発想の転換がね、凡人には出来ないよなぁ・・・。

キャストですが、ポワロさんが 「ギルバート」 と呼ぶ仲のエントウィッスル氏が、私の想定より
身も心も^^若い方で、お声が良かったですね。恋心を抱く方と良い関係になってくれれば、と。
もう一つの意外なカップルも、何となく理想的だと思ってたから、特に不快感?もなく。
(でもホテルのシーンはあんなに必要かなぁ・・・何か最近のシリーズには良く出てくるような気が;)
ジョージはちょっと気に入ってたので、あの境遇には少し同情しちゃったかも。
あんなエンドで余韻も残ったのでしょうが、彼もいずれは彼女と一緒になって欲しいな。
また、コーラの元ダンナの登場には吃驚。ほんまに亭主かいな、と疑ってしまいました^^;
あと、どこかで見た絵だと思ったら、ヴェルメールがレンブラントになってましたね。(細かいなぁ)
最後の犯人の豹変ぶりは原作以上で、ちょっと怖かったです。ネタばれなんで伏字にしますが、
オールド・ミスって、やっぱり淋しいものなのかなぁ・・・と思ってしまったり(←伏字ここまで)
私的に一番残念だったのは、「ムッシュー・ポンタリエ」 が出てこなかった事ですね^^;
でも、今回の作調には全く合わないので、それも結果オーライという事で。
[ お気に入り度: ★★★★

名探偵ポワロ (NHK-BS2:2006年12月放送) / After the Funeral
原作邦訳: 『葬儀を終えて』 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 他
アクロイド殺し(ネタばれ)
2006年 12月 19日 (火) | 編集
アクロイド殺人事件小説のレビューも終盤?を迎えているのですが、振り返ってみると、
特にブログ公開当初の作品って、レビュー短いんですよね?^^;
で、今更ですが 「もっと書きたい」 って話もありますので、
ネタばれ企画として、犯人の正体に触れて語ってみたい作品を、
海外ドラマの事も織り混ぜながら、挙げていこうかと思います。
内容ですが、もうモロにバラしてるんで^^;、既に読んだよって方や、
未読だけど犯人を知っても良いって方(おられるでしょうか・・・)は、
以降、目を通して頂ければと。で、第一弾は、もちろん?この作品なんですが、
これは出来れば、未読の方は是非とも犯人を知らないまま、原作を読んで欲しいです。
(じゃあ、ネタばれすんなよって感じなんですが・・・汗)
画像は私が慣れ親しんだ、中村能三氏・訳の新潮文庫版 「アクロイド殺人事件」 です。
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